かねてより懸案となっていた、職場のストーブの安全対策として、ストーブガードを導入しました。
(これと同じ商品は現在 Amazon では取り扱っていないようで、幅 86cm の FG-S804NNへのリンクを以下に載せます)
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上記写真はこの商品の本来の姿です。私たちは最終的に、これを2セット、2階建てにして使うことになりました。2階建ての様子はこの記事の後の方に書きました。
いろいろな活動で頻繁に使う大きめのフローリング平土間の部屋「第2多目的室」、通称「プレイルーム」には、ストーブが2台あります。1台はよく見える位置にあるのでよいのですが、もう1台は部屋の奥、現時点で机や荷物がたくさん置いてある付近にあります。この奥のストーブはただでさえ目につきにくい上、荷物の陰になりがちなために、学生たちが気づかずに、何の気なしにストーブの付近に可燃物を置きがちでした。しかもこのストーブは、毎朝自動で点火します。このままでは大変危険です。
学生に厳しく注意はしているのですが、なかなか改善しません。そもそも「注意が必要」な状況は安全管理としてはよくありません。「万一うっかり注意を忘れても安全」となることが望ましいのです。
そこで、子どものいる家庭などでよくみかける「ストーブガード」で周囲を囲むことにしました。プレイルームは子どもが来ることもあるので、「子ども対策ですね」とよく言われますが、違います。「大学生対策」です。大学生のくせにストーブの注意もできないのか、などと言われますが、多くの学生は通常の状態であれば、注意できます。しかし、たまにどうしてもできない学生もいますし、ものすごく疲れていたり、ものすごく忙しかったりすると、「ついうっかり」が発生します。たった一回の失敗でも火災になると取り返しがつきません。上記のように「不注意でも安全な仕掛け」が必須なのです。
「ストーブの上部にものが被さる」ことがもっとも懸念される事態でしたので、上部にものが置けない構造が必要です。天井までとどく本格的なガードの設置は、高価なこともあり大学予算では認められませんでしたので、安価な市販品でなんとかしなければならなくなりました。市販のストーブガードは主に子ども向けのため、高さがストーブの高さと同じぐらいのものしかありません。しかたなく、自家工作で市販のストーブガードを2台上下に重ね、2階建てにしました。
まず梱包の様子です。このような箱入りです。
箱の中身です。ビニール袋入りです。
裏返した様子です。こちらが表か。
中身を取り出して、並べました。
前面となる、植毛付きで茶色のネットと、固定用のバーです。
側面となる、植毛のない白いネットが2枚です。
まずは説明書通りに組み立ててみました。これがこの商品の本来の姿です。これでは低すぎて安全を確保できないので、2階建てにします。
2階建ては、2台のこの商品を上下に積み重ねて針金で固定することで実現しました。まずは側面ネットを針金で上下にきつく固定します。
針金での結束の様子です。ペンチできつく巻いています。
結束部の様子です。
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2階建てになりました。2階部分は上下さかさまにして、固定用のバーが上部につくことにより構造を維持するようにしてあります。
この状態ならば、さらに上にものを置こうとする人はいないでしょう。
横から見た写真です。やはり針金の固定のみでは、完全にまっすぐ積み重ねることはできませんでした。少し前に傾いてしまいました。ですがこの状態で固定されていて動きません。
ストーブの前方の距離が不足なのですが、固定バーを指示通りに使うとこのようにしかなりません。固定せずに前に出しても、動かされてしまうと予想されます。固定してあった方がよいでしょう。
全面の植毛付きネットには、操作のためのドアがついています。ドアの開閉も理解されないおそれがあるので、ドアを開けた状態で固定することにしました。
応急的な安全設備ですが、とりあえず一安心というところです。
購入先: Amazon
(これと同じ商品は現在 Amazon では取り扱っていないようで、幅 86cm の FG-S804NNへのリンクを以下に載せます)
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